ROSEVERTE開発ブログ

開発に関わるあれこれなど~

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『嘘つきな王様の騙し方』がリリースされました!

  • 2017/10/25 02:53

最近Steamの説明ばっかり書いていますが、こちらも宣伝させてください!!!w

BOOTH、itch.io(英語版とsteamキーのみ)、Steamで販売が開始されました! 

公式サイト:http://eroolia.roseverte.net/king/ja/

前作:http://eroolia.roseverte.net/mask/ja/

新しいヒロインと前作のサイドキャラクター「ジュリ」の話です!途中で2ルートに分かれており(主人公、レジナ中心の物語とジュリ中心の物語)、違うことが明らかになります。前作の主人公「リリア」とかわいい「リア」もエンディングに登場するので、楽しんでくださいませ!

笑いがありながらも、今回の話は前作よりも少しシリアスになります。主人公のレジナは突然何も知らないでエルーリアに現れた。彼女がエルーリアにいる理由、その原因は?そして人間と半人半猫「ルクレシア」の関係は?

プレイ時間は5~8時間と推定。主人公を含めてフルボイス作品になっているので、ぜひぜひ楽しんでくださいませ! 主題歌と挿入歌の歌曲も個人的にすごい気に入っています!

 ではでは、よろしくお願いいたします!!

ちゅみ

Steamの仕組みについて

  • 2017/10/25 02:22

ツイッター見た限りじゃ、わからない人が多そうなので、ちょっと見た感じでみんなが気になる点をあげておきます。

1.ゲームID

Steamに100USD払ったら、ゲームID番号もらえます。このIDは、識別番号みたいで、ゲームデータをアップするときや、ストアのURLなどに記載されます。

2.審査

Steamでは、ゲームビルドはもちろん、ストアページを出すときも審査があります。開発コンソールの右側に用意すべきもののチェックリストが書いてあります。基本、リリースする前の審査ステップは

第一審査(ストアページの確認、突破したらストアページを先に出せます)>第二審査(ゲームビルドの確認)>リリースできるようになります。

ストアページの審査

こちらは、ストアに表示される説明分、設定、グラフィックの確認です。簡単に突破できると思う方もいらっしゃいますが、私は何度もリジェクト食らったことがあります。それは「用意された画像では大丈夫でも、縮小された場合の画像じゃ、文字が小さすぎてゲームタイトル読めません」(ストアページに必要な画像の数は結構多いです。その中にも、「このサイズで用意して、そのあと自動的に〇〇サイズに縮小」というものもあります。結構細かいです。また説明分にURLを載せるなというのもあります。どうやら、危ないサイトかどうかというのが判断しかねるという。ちなみに続編ものだから、説明文に、前作のSteamURL記載したら大丈夫でした。

あと、最近じゃ、すごい「アダルト向けかどうか、明確にチェックボックスに記入して」というのもあります。私自身R18作品出していないので、こちらについてあまり詳しくありません。

このストア審査は昔(Steam direct始まる前)はすごい数時間で終わること多かったのですが、最近じゃ、3~5日間、下手すれば1週間以上かかります。

ちなみに、審査突破したら、修正してもOKですが(;'∀')

取ったらストアページ開けて、フォーラムも使えます(事前にユーザーと交流できます)。またユーザーもゲームをウィッシュリストに入れられるので、リリース時、ユーザーにメールが来ます。

ゲームビルドの審査

起動できているか? Steamストアページの記載と合っているか?(実績対応の場合、ちゃんと実績付いているのか? クラウド対応になっている場合、ちゃんとクラウド設定されているのか? ストアページに書いてある対応言語が入っているのか?) 主にそういうチェックじゃないかと思います。

こちらも、前は早かったものの、最近一週間前後かかります。〇〇にリリースって発表したから早くして!!見たいなものを相談したら、もしかして審査が早くなるかもしれませんが……(わかりませんが、たぶん)

ストア同様、審査通ってから、修正も可能(;'∀')

で、これらのすべて通ってからやっとリリース準備に入ります。

3.ゲームリリース

リリース日付決まったら(早くても入力する日付よりも三日後)、普通にストアページにカウントダウンがでますが……

リリースは自動的じゃないんです。

つまり開発者が、その時間まで起きて、カウントダウン0になったら自分で開発コンソールからリリースボタン押さなくてはいけません。リリース時間はPDTで設定されてるので、こちらを参考にして決めましょう>https://time.is/PDT

4. 役割

私のような個人開発者ならあまり関係ありませんが、Steam開発コンソールって、複数ユーザーがアクセスできるようにして、その後役割(アクセス権限)与えることができます。各ゲームの開発者としての権限(ゲームビルドをアップロードするための権限など)とは別に、売り上げ報告を確認できるための権限もあります。ただし、売り上げ報告というのは、すべてのゲームの売り上げの詳細見えてしまうので、複数の開発者を抱えるパブリッシャーなら、見せないのがほとんどです。この前「財務情報」(売り上げ)にアクセス権限ないと、フェアなパブリッシャーじゃない。と、いう意見ありましたが、こういう理由もあって、アクセス権限与えてるパブリッシャー、私が知る限りじゃいません。

私個人、お願いしている翻訳者との支払いが利益割りになっているので、毎月エクセルで詳細作って、必要ならスクショも見せます。

5.ユーザーサポート

基本Steamユーザーってメールでの問い合わせより、フォーラムで問い合わせして、開発者じゃなくても、他のユーザーがその答えがわかる人がいたりします。ただ、同時に開発者がその問い合わせに気付いていないということが多いです。フォーラムの問い合わせに気付くように、自分の作品に対しても「掲示板に登録」をクリックするようにお勧めします。また、レビューに問題を書いた人もいますが……

メールでの問い合わせは、私が知る限りじゃ、まず、ユーザーがSteam窓口に問い合わせして、Steam側が解決できなければ、Steam側が開発者(またはパブリッシャー)のサポートメールをユーザーに教えます。

ただ、開発者(またはパブリッシャー)が全くフォーラムも、メールも無視ということもあります。褒められた行為ではないと思いますが……

6.開発者向けのサポート

すごくこちらについて不安な方が多いです。私も心配です。

まず、Steamって昔、開発者フォーラムを使って開発者のサポートします。それだけじゃなくて、他の開発者が、問題を解決してくれることも多いです。が、directになってから書き込み、新しいスレが出るのが早すぎて、たぶんSteamスタッフも追いきれません。

私が感じたことじゃ、レスのタイトルがわかりやすくて対応がすごい簡単な問題だとSteamスタッフの返答が早い。

Steamスタッフが考えないといけないような問題や、タイトルがわかりにくい問題だと、すぐに見られません。といいますか、最近だと基本対応が遅いです。

ただ、Steam開発者のほうから、新しくSteamスタッフにコンタクトするためのフォームができています。が……それでも返事が遅いという方もいるようです。

じゃ、どうすればいい?かというと、「問題を細かく書いたほうがいい」「対応がすぐに必要です」みたいなことを明白にするのが重要かと。それでも対応が遅ければ……スパムみたいに連絡しまくるしかないかもですね(;'∀') このフォームを一回だけ使ったことありますが、対応が1日ほど。フォーラムでの問い合わせの対応が1~3日間ほどですが、1週間以上かかる知り合いもいるみたいで(;'∀')

※とりあえず今思いついたことすべて書いておきました。ほかに気づいたものなどありましたらまた別記事にします。

 

ちゅみ

Steam Greenlight が終わったことで思うこと、学んだこと

  • 2017/06/15 10:31

ちゅみです。お久しぶりです。

Steam Greenlightがやっと終わりましたね。
長かったような。短かったような。
そんな感覚でした。

私が最初greenlightに参加したのは、確か2014年の中旬ぐらいでした。

確か2014年3月に新作出してその数週間後に父が事故にあって、しばらく創作活動出来なくて困っていた頃でした。

販売する所増やさないとと思い、もう、ダメ元でgreenlightの参加費払いました。当時steamでビジャルノベルゲームというのは今ほど多くはありませんでした。それだけにすごい通過しにくいジャンルでもあります。古い作品を次々とgreenlightに出して見ましたが、結果、バンドルに参加しない限りなかなか十分な投票得られませんでした。少しチートとも言えますが、おかげで全ての作品がgreenlitされました。
ここ最近そんな事しなくてもビジャルノベルが普通にgreenlitされるような環境になるので、本当にありがたいです。それだけADVゲームのユーザーがsteamに集まってきてますね。バラバラだったファンたちも、steamでまとまった感じです。

あ、ちなみにバンドルというのは他のゲームと一緒にセットで安く販売して、購入者にgreenlitされたらsteamキーも配りますよ~という感じですね。これをしたら沢山投票してもらえますよ、一気に。投票したらフリーでキー配りますという開発者もいますが、もちろんsteamはそんなやり方を好んでいません。というか、バレたらたぶん即greenlitされなくなっちゃいます。結構steam側はユーザーコメントなど気にしてますよ。この開発者はお金を盗み取った!とか言うクレイム多いと、ほとんどgreenlitされません。

さてさて。思い出話はここまでにして、最近の作品で(あなはずとカフェゼロ~眠れる野獣~)で思ったことを伝えます。

greenlightは、基本60~70%YESあれば通りますが、greenlightなくなるまえは50%にならなくても通ります。たぶん、directが高くなったら困ると思い、一気に出す方が多くなったせいか、YESが多くてもなかなかパーセンテージが上がりませんね。
ただ、すごい人気のタイトル(出した直後にTOP10)に入るような作品でないと、普段greenlitされるまで時間がかかります。greenlitされないじゃないの?とかじゃなくて、投票が足りないでもなく、単にSteamが、宣伝の余地与えてくださってるだけだと思います。すぐにtop10に入るものは、それなりのファンに知られてる!ということですが、そうじゃないものは、もっと沢山の方の目に触れられるように、steamがわざわざすぐにgreenlitしないかと、ちょっと思ったりします。

greenlitされないと、greenlightリストに入ってるため、興味本位でリスト見てる方の目にとまることもあります。または、ファンの方々も手伝って、「投票しようよ!」と呼びかけるので、その間結構話題になったりします。

それでもgreenlitされない場合は、もしかして、たまたまバッチを待つ必要があるかと。以前は確かに一ヶ月に2回ほどでしたね。

そしてgreenlightがいいと思った理由の一つは、大体のお客さん数が予測できることです。(あくまでも私の個人的な意見)

まず、あなはずはとくに、greenlitの投票が早くて多い(たぶんアイコンにロリ猫耳のリアちゃん使ってるからw)。確か最後に2500YESぐらいでした。比べて、カフェゼロは、大好きな作品ですが、ぶっちゃけ乙女ゲームでもなく、一般というよりも少女漫画よりの珍しいジャンルなので、なかなかYESが集まってないですが、それでも最後は800ぐらいでした。つまりあなはずのYESがカフェゼロの3倍ぐらいです。

なので、最初の月の販売数があなはずの半分ぐらいじゃないか、と思ってたら、やっぱり3分の1か以下でした(笑)値段が高いのは理由の一つかもしれませんが、高くしないと割り引きできないし、割り引きしないとなかなかアップ(フィーチャー)してくれないんです。色々判断材料が必要ですね(汗)

このように、greenlightのおかげで色々と予測できるものが多いと思いますし、悪いだけじゃないですよね。directで、たしかに出しやすくなってると思いますが、それだけに宣伝をより自分で頑張らないといけない気がします。

directの申請にEINとか必要?とか困ってる方もいるようですが……
そもそもsteamに出すなら最初から必要です。私の場合はアマゾンアプリストアに出すと決めた時すでにEIN取ったので、とっくに難しい書類なかったんですが……

とりあえず個人的にgreenlightから感じたものはこれぐらいですね。

最後に、興味ありましたらどうぞ私の新作をチェックしてくださいね★

問題なければ8月にリリースします!(Greenlit済みです)

 

ちゅみ

カフェ・ゼロ~眠れる野獣~のリリースとSteam Directについて

  • 2017/02/15 02:57

最後にブログ更新してからだいぶ経ちました。本当に申し訳ありません。

ちょっとバタバタして、思う用に更新する時間が取れていませんでした。

さてさて。まず新作のリリースについてです(と言っても去年からですが)(汗)

『カフェ・ゼロ~眠れる野獣~』

Steam版:

 iOS版:https://itunes.apple.com/us/app/kafe-zero-mianreru-ye-shou/id1200725138?l=ja&ls=1&mt=8

Android版:
https://play.google.com/store/apps/details?id=air.net.roseverte.cafe0beast.jp

こちらは乙女ゲーム(恋愛ゲーム)ではありません。
女性向けよりの一般かと考えます。ジャンル的には地獄少女に近いかと。
乙女ゲームって恋愛物限定になっているので、ジャンル決めるとき悩みましたね。とりあえず「七日間をやり直すミステリーADV」にしました(笑)。
主人公が死ぬ前の七日間をやり直して、選択肢によってどう変わるかという話しです。ユニークなジャンルで、心配しましたが、好評のようでなによりです^^

で、次はSteam Directについてです。

私個人としてもびっくりしました。かなり前からgreenlight破棄するという噂聞きましたが、とうとうって感じですね。

各タイトルに100USD~5000USDほど支払う場合、まずフリーゲームはほぼ絶滅するんでしょう。どういうやり方になるかは実際steamから公式発表がない場合、誰もわかりません。

で、このやり方からどういう影響与えるかというと。

それは(たぶん)パブリッシャーはますますある程度利益出さない作品をパブリッシュしないでしょう(汗)、大金事前に支払わないといけないですし、当たり前って言えば当たり前かもしれません。

個人的にもかなり心配なので、とりあえず今は様子を見ます。

ではでは。

ちゅみ

 

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